ブランディングとデザインについて

デザイン制作を行っていく際に、気を付けなければいけないのがブランディングです。ブランディングとは簡単に説明すると、商品やサービスの「目には見えない魅力」をさまざまな方法・手法で作り出すことです。買い手にとって商品の価値はさまざまで、使い勝手や品質といった部分を求める場合も多く、そういったどこかに価値が備わっていると認識している状態を、意図的に作り出すことを言います。世の中にはさまざまな商品・サービスがあり、選ぶ基準は買い手によって違ってくるはずです。ただ見た目は同じような商品でもいわゆる付加価値が備わっていると、選ばれやすくなり、そのためには3つの要素が重要になります。それが「コンセプト」「ターゲティング」「ポジショニング」で、これらが上手く作用することによって価値を生み出すことが可能です。

 

グラフィックデザイナー

デザインは購買意欲に働きかける

ただ人が商品やサービスを購入する時に最大の役割となるのがデザインで、見た目というのは購買意欲に大きく働きかけてきます。それゆえデザインとは商品の売り上げを左右する重要なもので、もっとも分かりやすいアピールポイントになるわけです。人によっては多少使い勝手が悪い、コスパが良くなくとも、自分の感性に合った商品を求める人がいます。そして企業やブランドのロゴイメージも、印象に残しながらもカッコイイ、美しいとプラスの意識を持ってもらうことで、ブランディング効果を得ていると言えるわけです。

商品やサービスは実際に使ってみなければ良さは分からず、最初に選択されるのは品質や価格ではなく、見た目であり、デザイン性になります。そして商品やサービスのイメージにつながるので、ブランディング効果を考えて相応しい内容にしていくことが重要です。良いデザインであっても商品のイメージと異なる、購買意欲に結び付かなければ意味がなく、芸術家の作品とは方向性が違っています。商業的なデザインの基本は商品イメージを高めて、購買意欲に結び付けることが必要です。